2026年5月31日
扁桃周囲炎・扁桃周囲膿瘍ってどんな病気ですか?
急性扁桃炎が悪化すると、炎症が扁桃の周囲まで広がることがあります。この状態を「扁桃周囲炎」といい、さらに炎症が進んで膿がたまった状態を「扁桃周囲膿瘍(のうよう)」と呼びます。
通常の扁桃炎より症状が強くなることが特徴で、のどの激しい痛みや高熱、強い腫れがみられます。特に、片側だけ強く痛むケースが多く、痛みのために食事や水分がとれなくなることもあります。
また、口が開けにくくなったり、話しづらくなったりすることもあります。耳の奥まで痛みが響くように感じる場合も少なくありません。
扁桃周囲炎・扁桃周囲膿瘍の原因について
扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍は、急性扁桃炎の炎症が十分に治りきらないまま悪化することで起こることがあります。
特に、「症状が少し良くなったから」と自己判断で薬を途中でやめてしまうと、炎症が再び強くなり、重症化につながる場合があります。
そのため、処方された薬は医師の指示どおり最後までしっかり使用することが大切です。
扁桃周囲炎・扁桃周囲膿瘍の治療
治療では、抗菌薬(抗生剤)による治療を行い、炎症を抑えていきます。症状が強い場合には点滴治療が必要になることもあります。
また、膿がたまっている場合には、膿を出す処置を行うことがあります。これにより、痛みや腫れが改善しやすくなります。
このような症状は早めに受診してください
次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
・のどの痛みが急に強くなった
・高熱が続いている
・飲み込みができない
・口が開けにくい
・片側だけ強く腫れている
・耳まで痛みが響く
扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍は、放置すると重症化することがあります。強いのどの痛みや飲み込みづらさがある場合は、早めに耳鼻科へご相談ください。