2026年5月31日
口内炎ってどんな病気ですか?
口内炎とは、口の中の粘膜に炎症が起こる病気の総称です。食事や会話の際にしみたり、強い痛みを感じたりすることがあり、日常生活に支障をきたすこともあります。
口内炎にはさまざまな種類がありますが、もっともよくみられるのは「アフタ性口内炎」です。白っぽい小さな潰瘍(ただれ)ができ、その周囲が赤くなるのが特徴です。食べ物や歯が触れると強い痛みを感じることがあります。
原因としては、口の中を噛んでしまったり、歯ブラシで傷つけたり、熱い食べ物によるやけどなどがきっかけになることがあります。また、疲労やストレス、睡眠不足、栄養バランスの乱れなどによって体の抵抗力が低下すると、発症しやすくなるといわれています。
ウイルスやカビが原因となる口内炎
口内炎の中には、ウイルス感染によって起こるタイプもあります。ヘルペスや手足口病、ヘルパンギーナなどが代表的で、発熱やのどの痛みを伴うこともあります。
また、「カンジダ性口内炎」は、カビの一種であるカンジダが増えることで起こります。白い苔のようなものが口の中につくことが特徴で、糖尿病のある方や、喘息治療で吸入ステロイド薬を使用している方にみられやすい傾向があります。
注意が必要な口内炎について
通常の口内炎は自然に改善することも多いですが、なかなか治らない場合には注意が必要です。
例えば、
同じ場所に長くできている
何度も繰り返す
一度にたくさんできる
強い痛みが続く
といった場合には、別の病気が隠れている可能性があります。
まれに、口腔がんの初期症状として現れることや、自己免疫疾患など全身の病気の一症状として口内炎が起こる場合もあります。
口内炎が続く場合はご相談ください
口内炎は身近な症状ですが、原因によって治療方法が異なります。特に長引く場合や繰り返す場合には、早めに原因を確認することが大切です。
「痛みが強い」「なかなか治らない」「何度も繰り返す」といった症状がある場合は、耳鼻科へご相談ください。