2026年5月28日
突発性難聴ってどんな病気ですか?
突発性難聴とは、特に思い当たる原因がないまま、突然聞こえが悪くなる病気です。多くの場合は片耳だけに起こり、「朝起きたら急に聞こえにくくなっていた」という形で気づかれることが少なくありません。
難聴のほかに、「キーン」「ジー」といった耳鳴りや、耳が詰まった感じ、めまいを伴うこともあります。症状の程度には個人差がありますが、急に聞こえが変わるため強い不安を感じる方も多い病気です。
原因ははっきり解明されていませんが、内耳の血流障害やウイルス感染、ストレスなどが関係しているのではないかと考えられています。
治療では、炎症を抑えて聴力の回復を促すために、ステロイド薬の内服や点滴を行うことが一般的です。あわせて、血流を改善する薬やビタミン剤などを使用することもあります。
突発性難聴は、できるだけ早く治療を始めることが非常に重要です。発症から時間が経つほど聴力が戻りにくくなる傾向があるため、できれば1週間以内、遅くとも2週間以内には治療を開始することが望ましいとされています。
「急に聞こえにくくなった」「耳鳴りや耳の詰まり感が続く」といった症状がある場合は、様子を見ずに早めに耳鼻科を受診してください。