鼻が詰まる・鼻水・くしゃみがでる
鼻が詰まる・鼻水・くしゃみがでる
鼻づまり、鼻水、くしゃみは日常でとてもよくみられる症状ですが、実は生活の質(QOL)を大きく左右します。
鼻が詰まることで呼吸がしにくくなり、集中力の低下や睡眠不足、口呼吸による喉の乾燥を引き起こすほか、鼻水やくしゃみは仕事・学業・家事にも影響し、人前で症状が出ることによるストレスにもつながります。
「風邪ではないのに鼻がずっと詰まる」「透明な鼻水が止まらない」「季節になるとくしゃみが続く」
こうした症状は、単なる一時的な不調ではなく、鼻炎・副鼻腔炎・アレルギー・構造の問題・自律神経の乱れなど、多様な原因が背景にあることが少なくありません。
症状が続く場合や、繰り返す場合は、自己判断で市販薬を使い続けるよりも、耳鼻咽喉科での診察と適切な治療が大切です。
ここでは、鼻づまり・鼻水・くしゃみの原因、検査、考えられる病気、治療方法、セルフケア、生活改善のポイントまで、耳鼻科専門医の視点でまとめました。
鼻づまりは「鼻の空気の通り道が狭くなる」ことで起こります。
その原因には次のようなものがあります。
鼻づまりは日によって重症度が変わることも多く、「横になると悪化する」「片側だけ詰まる」「朝つらい」などの特徴も、原因を把握する手がかりになります。
1つでも当てはまる場合、原因を調べるために耳鼻咽喉科での検査をおすすめします。
鼻づまりの原因は1つとは限らず、複数重なっていることもあります。そこで耳鼻科では次の検査を組み合わせて原因を特定します。
鼻腔の炎症、ポリープ、膿、粘膜の腫れを直接確認します。
花粉、ダニ、ハウスダスト、動物など、何のアレルゲンに反応しているかを調べます。
副鼻腔炎、鼻中隔湾曲症、ポリープの位置や大きさを詳細に評価します。
においがしない場合に行うことがあります。
花粉、ダニ、ハウスダストなどに対するアレルギー反応により粘膜が腫れ、鼻づまりを起こします。
が同時に出ることが多いです。
副鼻腔に炎症が起こり、膿が溜まると鼻が通りにくくなります。
慢性副鼻腔炎では鼻づまりが長期化し、においが分からなくなる「嗅覚障害」を起こすこともあります。
鼻の中央にある仕切りが曲がっている状態。曲がりが大きいと鼻づまりが続き、手術が必要になることもあります。
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などで粘膜が腫れ、ポリープができることがあります。大きくなると鼻の通りが悪くなり、嗅覚障害が起こることがあります。
アレルギーは無いのに、寒暖差、強い匂い、ストレス、気圧変化で鼻づまりや鼻水が出るタイプです。
症状と原因に応じて治療を組み合わせます。
鼻に溜まったアレルゲンや分泌物を洗い流し、通気性を改善します。
薬を霧状にして吸入し、炎症を抑えます。
鼻水は鼻粘膜が外敵から体を守るための正常な機能ですが、量や色に変化がある場合は病気が疑われます。
くしゃみは異物を排除する防御反応ですが、頻回に続く場合は鼻炎の可能性があります。
鼻の症状は“軽い症状”と思われがちですが、放置すると長期化し、生活全体に悪影響を及ぼすことがあります。
横になると鼻粘膜の血流が増え、腫れやすくなるためです。
適切な薬で改善することが多いです。点鼻薬との併用が効果的です。
可能性があります。正確な診断には耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。
アレルギー性鼻炎や血管運動性鼻炎が考えられます。
血管収縮薬の長期使用は「薬剤性鼻炎」を引き起こします。
正しい方法なら毎日でも問題ありません。
自然治癒は難しいため、症状が強い場合は手術が有効です。
アレルゲンの吸入を減らせるため、予防効果があります。
後鼻漏が原因で、鼻炎や副鼻腔炎が背景にあります。
原因次第で改善することがありますが、慢性化すると治りにくくなります。
寒暖差・匂い・刺激で鼻水が出たり、鼻づまりが起こります。
なることがあります。副鼻腔の圧が変化することで痛みを伴います。
耳鼻咽喉科が最適です。
鼻づまり・鼻水・くしゃみは「よくある症状」ですが、実際にはアレルギー、副鼻腔炎、構造異常など、多くの原因が関わります。
症状が長引く、繰り返す、生活に支障が出ている場合は、早めに耳鼻咽喉科での診察を受けることが改善への近道です。
当院では内視鏡・アレルギー検査・CT検査などを用いて原因を正確に診断し、薬物療法・生活改善・手術治療まで幅広く対応しています。
どんな鼻の症状でも、どうぞお気軽にご相談ください。
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